2008年南アルプス縦走(笊ヶ岳、白峰南嶺、仙塩尾根)

2008年 8月9日 〜 15日(6テント泊7日)

恒例のお盆縦走の時が来た。
さて、今年も南アルプスを縦走するとして、コースはどうしよう?
やはり、まだ歩いていないところを繋ぐ感じだなぁ…、などと地図を見ながら案を練るのは結構楽しい。 で、あっけなく決まった! コースは
老平->笊ヶ岳->伝付峠->白峰南嶺->農鳥岳->熊の平->三峰岳->仙塩尾根->仙丈ケ岳->北沢峠
何ともマニアックだが、残ったルートだから、繋げばこんな感じになってしまう (実は光岳も残ってはいるのだけど…)。

8月9日:老平〜桧横手山(天泊)

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夕食を終えたら直ぐに寝て、夜2時過ぎに家を出る。夜の中央高速を甲府南で下りてから、身延・雨畑湖を目指してひたすら車を走らせる。登山口の老平駐車場には5時に着いた。駐車場には多分地元の方の車が1台。さらにこれから登るのかもう1台。単独の人だったが、チョット話した後に「ピストンのつもりだったけど今日は暑すぎるし、天気も不安定だから…」と言って帰ってしまった。

準備をして5:30位に歩き出すが、確かに暑い!

2008/08/09 5:19:04

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暫く林道を歩く。標識に従って二股を右上に曲がったところから登山道が始まる。 途中に廃屋が1軒。建物自体はまだ使える感じだ。
2008/08/09 6:16:33

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奥沢の流れをはるか左下に聞きながら、深い奥沢谷をヘつりながら歩く。途中に吊橋もある。 道は総じて手入れされているが、注意が必要(前に転落事故があったと聞く)。

早川町には金山跡がたくさんあり、雨畑にもあるという。 老平でも奥沢金山(老平金山)などがあり、大正まで採掘されていたらしい。 かつて多くの人が金脈を探していたことを想像しながら、削られた岸壁を 見ると、細かくてかすかに金色に輝く部分を含んだ岩(もちろん黄鉄鉱に違いないが…)もあった。

2008/08/09 6:32:01

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最終水場(広河原)。向こうに登山道が見えているので、迷うことはない。 水流もそれほどではなく石を伝って渡れたが、これはそのときの状況しだいだろう。 風もなく、とにかく蒸し暑い、既に1.5L近くの水を消費してしまった。 次の水場は明日の伝付峠まで無いし、この暑さでの水消費量を考慮すると心配で…、 2日(+α)分の水8L/人を玉砕覚悟で担ぐ。一週間分のテント装備と合わせてトータル30K弱。(皮肉なことに、重くなれば当然それだけ汗をかくわけで、水消費は増える。難しい…。)
2008/08/09 7:52:42

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広河原から急登の始まり。暫く登ると山ノ神があり、良い目印になる。昔のワイヤーやウィンチ等の 残骸があるなか、予想はしていたものの、凄い登りになる。 高々2629mの山なのに(といっても老平の標高は500m弱)、果てしのない登りに軍手の指先から汗が滴り落ちる。 晴れているのに、ズボンやシャツは豪雨に晒されたようにビショビショ。 汗は、重力に従い、足を伝って靴に溜まり、歩を進めるたびにグジュグジュと音を立てるよう になってしまった(このときの靴下&シャツが後日大変なことになろうとは…)。 そんなこんなで桧横手に着くころはヘロヘロ状態。 とたんに雨ポツポツ、それに雷が鳴り始めた。
2008/08/09 9:01:45

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樹林帯で空の様子はわからないが、雨はともかく、雷が凄い。 とてもじゃないが布引ガレなどの稜線を歩く雰囲気ではなくなってきた。 へばっていたこともあって、適当な場所を探して幕営することにする(12時過ぎ。写真は 雨が弱くなったときに撮ったもの。)

夜、水に煙る樹林帯でのテントは時折フクロウが近くで鳴く暗闇というマニアックさ。 昔の家の周りに居たのでなつかしい。 直ぐそばなので姿を見たかったけど、煙と樹林の真っ暗闇では無理だった。 相変わらずボロキテホウコウ(ぼろ着て奉公)と鳴いている。 森の夜は沈黙の世界と思いきや、意外と物音がするものである。 フクロウや鹿の声はともかく、時折聞こえる訳のわからない声にはチョット緊張。
別の角度から。

2008/08/09 14:38:17

8月10日:桧横手山〜伝付峠(天泊)

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予定では布引山で幕営だったが、雨・雷・疲労で、現実は桧横手で玉砕。 2.5時間の behind は大きく、残念ながら笊ヶ岳での朝日には間に合わない。 明るくなる前に出発したものの、ヘッデンでは薄い登山道を 辿ることが難しく、明るくなるまでは慎重にノロノロゆっくり走行。 しばらく歩けば布引ガレで展望が得られる。ここまでも結構な登り。 写真は青薙山方面。
2008/08/10 5:56:12

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なんとも地味な布引山の山頂。 とんでもない登りも一段落して、これからは深山の気持ち良い路を延々と伝付峠まで歩くことになる。
2008/08/10 6:15:01

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布引山から一旦下って、上り返せば笊ヶ岳山頂(大笊)。 しかし、県境とはいえ静岡県と山梨県の山頂標識が競うように並んでいるのはチョット考えさせられる。私からすれば、標高は若干低いものの布引山も笊ヶ岳と同列の立派な山なのだが…。 写真右奥の三角は上河内岳。 上河内岳から右には順に聖・赤石・荒川・塩見といった南アルプスの重鎮が一望できる。
2008/08/10 7:50:23

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ガスって写真ではわからないが、小笊の向こうには富士山がボンヤリ見える。 小笊に寄る余裕(というか、道があるのかわからなかった)はなく、先に進む。
2008/08/10 7:53:20

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笊ヶ岳より一旦下り、上り返して偃松尾山(山頂は通らない)のガレの縁で休憩。 そのまま幾つかアップダウンを繰り返して生木割山に着く。山深いところに 中継アンテナと(アンテナと同じときに設置したのか?)みょうに立派な山頂標識が立っている。
2008/08/10 10:58:38

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気持ちの良い山路を快調に跳ばして天上小屋山。 ここから先は稜線の西側を巻くようにして伝付峠の林道まで緩やかに下っていく。
2008/08/10 11:54:13

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途中で巨大なフジウスタケが幾つかあった。湯がいて食べる人もあるというが胃腸器官系の 中毒を引き起こすということで基本的に毒キノコ扱いになっている。 たくさんあるので食べられたらなぁとは思うが、縦走の途中で試す勇気などあるわけなく写真のみ。
2008/08/10 12:22:13

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ゆるゆると稜線の西側を巻いて下ること1時間チョット、既に自然に還った林道に出る。 途中、崩落しているところもあるが、基本的にこのような道を伝付峠まで歩く。
2008/08/10 13:35:05

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伝付峠手前。去年はここで幕営した。今年は先の峠を右にチョット下った水場で幕営。 水場で今回も2日分+αで約6L強/人を汲んで明日に備える。 テントを張ったとたんに凄い夕立になった。今年は午前中だけは良いものの、天気はなかなか安定しないようだ。
2008/08/10 13:57:15

8月11日:伝付峠〜白河内岳手前(天泊)

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伝付峠から奈良田越までは3時間のコースタイムだが2時間で着いてしまった。 ただし、道は昨日とうって変わって荒れ放題。崩落箇所の縁を歩くところが何箇所もある。 注意していればなんともないが、条件が悪いときはかなり危険だ。 このまま崩落が続けばいつ通行不能になっても不思議ではない。 奈良田越から登山道に入るが、入り口が分かりづらい。分からなかったら、とにかく強引に稜線に上がること。ここで時間をロスする人がかなりいるようだ。 先行者(この人もロスして結局2回目の挑戦)が一人いたので後ろについて何とかなった。 白剥山までは薄く展望の無い登山道を登る。
2008/08/11 7:58:15

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樹林帯のそれこそ看板が無ければそのまま通過してしまう白剥山を過ぎ、少し進めば 笹山(黒河内岳)が見えてくる。この時点で単独と5人の団体にすれ違ったので 登山道や幕営適地の情報を得る。今日は先行者一人、我々2人と奈良田越で一緒になった 単独者一人の計4人のみらしい。
2008/08/11 9:54:58

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樹木の間にぽっかりと空いた笹山の頂上。 このチョット先に立派な白河内岳があるのに、なぜこのパッとしない頂上が山梨百名山?
笹山頂上前後にはテントを張れる場所が幾つかあるが、まだ時間が早いので先に進む。
2008/08/11 10:47:03

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笹山を越すと、俄然這松が多くなると同時に踏み跡が無くなる。 慎重にケルンや這松に付けられたテープを辿る。 特に這松帯では薄くても正しい(?)踏み跡を辿らないと途端に前進不可能になる。 何度かトライ&エラーの感覚で前に進むが、まだお昼前だというのに雲行があやしくなってきた。次の白河内岳から先は岩稜地帯だし、天気が崩れた場合に直ぐ適当な幕営場所を見つけられる確信が無いので白河内岳手前で幕営することにした。ここまで来れば、明日の農鳥越えは問題ないと判断。
2008/08/11 12:35:44

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テントを張ったら昼間から正面の塩見岳等を見ながら持ってきたテキーラをチビチビやり、 昼寝。
奈良田越から一緒だった人は、とにかく行けるところまで行くとのこと。 ただし、これは我々が正解で、先行者1名同様、広河内岳周辺の岩稜帯で幕営したが テントも上手く張れずに更に強風で一睡もできなかったようだ (翌日追いついたところで話を聞く)。 幸運にも、今回は雷は鳴らなかった。夜は細かい雨が降ったが、這松に風も遮られ静かに眠ることができた。
2008/08/11 16:27:48

8月12日:白河内岳手前〜熊ノ平(天泊)

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4時には出発準備を終えたが、暗闇で踏み跡の無い這松帯を無闇に前進しても無駄なので 明るくなるまで待ってから、白河内岳山頂まで進む。山頂前後にも幕営可能な場所が幾つか有った。

ここから見る塩見岳はひときわ立派。

2008/08/12 4:57:58

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白河内岳山頂に立つと、初めて大籠岳・広河内岳、そして後ろに北岳を従えた農鳥岳に続く稜線が姿を見せる。 笊ヶ岳では叶わなかったが、この稜線で朝日を望める、なんと幸せなことよ!
2008/08/12 5:00:35

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東の空に太陽が上がり、徐々に周囲がはっきりと浮かびあがってくる。
2008/08/12 5:10:15

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白河内岳からの気持ちの良い稜線。大籠岳は目の前、そして一番高く見えるのが農鳥岳(西?)、その右向こうに見えるのは北岳。農鳥岳手前に広河内岳。天気も今までのように午前中は大丈夫と確信。急ぐ必要は全く無い、這松に遮られてもケルンが見つけられなくてもパズルの感覚で進む。とにかく目の前に見えている広河内岳に向かって近づけば良い。大籠岳はどこが山頂だか分からない、チョットした盛り上がりのような感じ。越した右側の這松地帯に幕営に適した場所がある。しかし、その這松をそのまま抜けて進むことはできないようだ。一旦、戻って左に回りこんで進んだ。
2008/08/12 5:10:40

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大籠岳を過ぎたところから見る広河内岳、農鳥岳、そして北岳。
2008/08/12 6:38:33

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広河内岳山頂(後ろの三角は農鳥岳)。ここで終始先行していた1人に追いつき、写真を撮ってもらった。彼は伝付峠をスタートし、熊ノ平から蝙蝠を下って二軒小屋の周回コースを予定していた。前夜全く眠れなかったようで、かなり消耗していた。
2008/08/12 7:13:10

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広河内岳を下ると、久しぶりの大門沢下降点。5年前、白峰三山を縦走して、ここから大門沢小屋へ下ったときと同じ広河内岳をまた眺めることができた(あの時と比べると息子も逞しくなった…)。 ここまでくると一般登山者とすれ違うようになる。
2008/08/12 7:47:13

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厳しい農鳥・西農鳥岳を越えて農鳥小屋に着いた。たまらずビールを一缶開ける。 雲が例の如く上がってきた。農鳥小屋の親父さんの話では雨が降ると言うことだ。 時間が早いし、まだしばらくは大丈夫そうなので、お昼を食べたら熊ノ平まで行くことにした。
2008/08/12 10:31:30

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農鳥小屋から少し進むと間ノ岳に進む道と、間ノ岳を巻いて三国平に行く道に分かれる。 今回は巻き道を進む。この道、三国平近辺から見たことがあるが、見えるのは全体の半分弱。 尾根の向こう側にさらに間ノ岳の巨大なガレの真っただ中を歩くもので、終始かなりの迫力。 気をつけていれば問題ないが、うっかり転んだりしたら大変なところが約2時間続く。 後半には水場が2ヶ所。熊ノ平は例のように冷たい水がジャカジャカで出ていた。 ビールを思わず3缶も空けて、ほろ酔い加減で一気に眠る。
2008/08/12 11:53:17

8月13日:熊ノ平〜両俣小屋(天泊)

  

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農鳥親父の言葉は当たっていた。朝4時前に目を覚ましたが、かなりの雨が降っていた。 今日の予定は高望池までなのでゆっくりだが、すでに雨にはウンザリしていた。 取りあえず両俣小屋に下りて様子を見ることにする(翌日の朝も雨なら林道を野呂川出会い のバス停まで歩いて終了するつもり)。

雨は5時過ぎまで降っていたが、どっちにしろ今日のコースは短いので 7時過ぎに出発。最初は仙塩尾根に下る三峰岳(写真左)を目指す。

笊ヶ岳(中心)遠景

2008/08/13 8:23:36

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三峰岳山頂を少し越してから、左の仙塩尾根に進む。最低鞍部の野呂川越を右に下りて30分チョットで (写真右にヤナギランが咲く)両俣小屋に着く。靴下とシャツは、初日の大汗以後ズット臭気を放っていた。 小屋前の沢で体を拭く。シャツと靴下も洗いたかったが、乾くかどうか分からないので取り合えず、 そのまま。シャツは気にならないものの、靴下はテントに入れると直ぐに臭いが充満して窒息しそうな 位に威力がアップしていたので、とにかくテントの外に出した。

天場の様子...

2008/08/13 15:43:56

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両俣小屋には4匹の猫がいるらしい。その中でも、一番愛想のよい猫。
2008/08/13 15:59:48

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こちらも、愛想は良いが流石におもちゃのように触られるのはダメらしい。
2008/08/13 16:05:40

8月14日:両俣小屋〜仙丈ケ岳〜北沢峠(天泊)

 

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初めて雨の無い朝を迎えた。天気は下り模様のようだが、雨の無い朝に気を良くして、また野呂川越まで上り返して、仙丈ケ岳に向かうことにする。野呂川越から高望池までは倒木が酷い。 特に野呂川越から横川岳まではメチャクチャ。登山道など全く役に立たない状況だった。ただ、横川岳から下る場合は一応の道案内としてロープが張ってあるが、登りの場合、このロープを見つけづらく倒木帯の真っ只中に突っ込んでしまった。横川岳から高望池までもアスレチック状態が続く。
2008/08/14 6:07:18

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仙塩尾根は深い樹林帯の静かな路が続く。高望池を過ぎると、時折仙丈ケ岳が望める場所もある。 既に雲が出始めているので先を急ぐ。
2008/08/14 8:10:45

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大仙丈ケ岳手前のキツイ登りを終えると、目の前に大仙丈ケ岳の丸い山頂。 既にガスで左方面の展望は全く無し。
2008/08/14 9:13:43

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仙丈ケ岳には何度も登っているのに、初めての大仙丈ケ岳。 仙丈ケ岳から、ここまで来て引き返す人も何人かいるようだ。
2008/08/14 9:23:13

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しばらく、待つと雲の切れ間に仙丈ケ岳に続くナイフリッジが現れた。 縦走最後の頂を目指して進む…。
2008/08/14 9:41:00

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仙丈ケ岳山頂。 最後に自分達の歩いた軌跡を一望したかったが、残念ながら雲の中。 軌跡は頭の中で描いて、暫く休憩後、仙丈小屋方面から北沢峠に下山。 食料は計画通り、明日の朝で全て尽きる。 体自体から臭気が発っしていないことを祈りながら、テントの中で、今までの下着・シャツ・靴下を持ってきたものに替えた。 勿論、古い靴下などは二重にしたビニール袋に詰め込んでザックの奥にしまいこむ。 一段落したら、駒仙小屋(以前は長衛小屋)の自動販売機でビールを購入してささやかに乾杯!
2008/08/14 10:08:50

8月15日:北沢峠〜下部温泉(泊)

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北沢峠から広河原まではバス。 残念ながら広河原から奈良田までの朝一バスが無くなっていて、次のバスまで約3時間待ちとなってしまった。ところが、広河原〜芦安間の乗り合いタクシーが奈良田まで行ってくれることになり、 丁度待ちぼうけをしていた人、我々を合わせて計8人が飛び乗る。ついでに、我々だけ奈良田から老平まで、今度はメータ払いで行ってくれるか聞いてみると、これもOKということで全く順調に車を回収できた。 まだ時間も早かったので、再度南アルプスを眺めてみるつもりで身延山に寄ったが、展望無し。
2008/08/15 12:38:23

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乗り合いタクシーの運転手に教えてもらった下部温泉に一泊して、長旅の疲れを 温泉で洗い流して帰宅。写真は下部温泉のなんともこじんまりと地味な盆踊り大会。 ひなびた温泉街の風情をそこはかとなく醸し出していた。
2008/08/15 20:48:04

まとめ

取り合えず、午前中は大丈夫だったが、午後・夜は決まって雨に降られた。 行動中に降られることは無かったので、その点では天候に恵まれたといっても 良いかもしれない。おかげで、今回は最初の計画通りに、全てのコースを歩くことが できて満足している(靴下のとんでもない臭気は想定外だったが…)。

白峰南嶺は今回のように天気に恵まれればとてもすばらしい稜線歩きが楽しめる。 体力的にもそれほど大変ではない(山中泊なら)。 ただし、天気が荒れる気配があるならば踏み入るべきではないと考える。

食料

乾パン+マヨネーズの組み合わせは意外とコンパクト&簡単で良かった。

衣類

ザック重量

約20Kg強(水を除く)